野口酸素株式会社 様
課題
以前からAIには関心をお持ちでしたが、「何から手をつければいいのか分からない」という状態でした。AIを学んだり、自社の業務にどう活かせるかを調べたりする時間も人手も社内にはありません。また、社内システムの見直しやAIの導入は短期間で片づくものではないこともご理解いただいており、「長期的に相談できる立場で入ってほしい」というご依頼をいただき、毎月の顧問契約として事務作業の改善を継続してお手伝いすることになりました。
ご提案・実施したこと
まず業務全体をうかがったうえで、FAXで届く注文書をAIで読み取る検証から始めました。手書きのものも含めてほぼ正確に読み取れること、費用も1件あたり十数円程度で収まることを実際に確かめています。
これができると、届いた注文書を見ながら販売管理システムに一件ずつ入力していた作業が省けます。入力の時間そのものが短くなるだけでなく、打ち間違いによる数字のズレが減るため、「合わない原因はどこか」を後から探す時間も減らせる見込みです。
ただし検証を進める中で、全部をAIで自動化するのは正しくないと分かりました。注文書には書かれていない情報を、事務のご担当者が経験で補って処理している部分が大きかったためです。そこで「AIが候補を出し、人が確認して選ぶ」形に設計を変え、現在は試作品を実際に使う方に確かめていただいている段階です。
あわせて、ガス容器のレンタル料を管理しているシステムの作り替えも進めています。長年お使いのものですが保守が終了しており、いつ動かなくなってもおかしくない状態でした。こちらはAIを活用して、現在の業務に合った新しい仕組みを構築しています。
現在の状況
試作品の確認を進めながら、実際の業務に合う形を詰めています。作る前に検証で答えを出す進め方を続けています。
最終更新:2026年8月31日

