医療クリニック向けのサンプルサイトを12点追加しました
医療クリニック向けのサンプルサイトを、新たに12点公開しました。これでサンプルの合計は60点になりました。今回追加した12点で軸にしたのは、「安心感」と「情報の探しやすさ」の2つです。
医療機関のホームページを見ていると、情報設計が古いまま止まっているものが少なくないと感じます。診療時間や担当医、初めて受診するときの流れといった、患者がいちばん知りたい情報にたどり着きにくい。文字が詰まっていて、どこに何があるのか分かりにくい。そうした作りだと、せっかく訪れた人が必要な情報を得られないまま離れてしまいます。
病院やクリニックは、本来「安心感」がもっとも大切な業種です。初めて行く場所だからこそ、どんな先生がいて、何をしてくれるのかが事前に分かると、患者の不安はずいぶん和らぎます。だからこそ、患者目線で「探しやすさ」と「安心感」をきちんと備えたサンプルを示したいと考えました。
探しやすさについては、患者が来院前に知りたい情報を、迷わずたどり着ける場所に置くことを意識しました。診療時間と休診日、アクセスと駐車場の有無、初めて受診するときの持ち物や流れ、担当医の経歴や顔写真。こうした情報は、ページの奥に埋もれていると探すだけで負担になります。トップページから一度の操作で届く位置に配置し、初診の方でも迷わないようにしました。
今回追加した12点は、診療科目ごとに色や空気感を変えています。
- 内科(地域密着のかかりつけ):ネイビーで落ち着いた信頼感
- 整形外科・リハビリ:ネイビーで回復と活力を感じさせるすっきりモダン
- 産婦人科・レディース:ローズピンクで柔らかく包むフェミニン
- 小児科:オレンジで親しみやすく
- 美容皮膚科:セージグリーンで余白を生かした洗練ナチュラル
- 中核病院(総合):和モダンネイビーで、情報量が多くても探しやすい設計
- 皮膚科(一般):フォレストグリーンでナチュラルで家庭的
- 眼科:スカイブルーで精密機器を想起させるシャープモダン
- 耳鼻咽喉科:パープルでやわらかい印象
- 心療内科:ティールブルーで静けさと安心感
- 在宅医療・訪問診療:オリーブグリーンで生活感のある温もり
- 健診・予防医療:クリムゾンで、データや比較が見やすいBtoB寄り
今回のサンプルで意識したのは、次の2点です。
ひとつは、診療科目の幅です。一般的な内科や小児科から、産婦人科、心療内科、在宅医療、健診まで、12科目をカバーしました。もうひとつは、科目ごとの最適化です。同じ医療系でも、内科に求められる落ち着いた信頼感、小児科の親しみやすさ、心療内科の静けさは、それぞれ違います。「医療っぽいデザイン」でひとくくりにせず、科目ごとに求められる印象に寄せました。
サンプルはサンプル一覧から見られます。地元の医療機関にとって、患者目線でホームページを考え直すときの参考材料になればと思っています。今後も業種ごとのサンプルを少しずつ増やしていく予定です。

