富士市内のスポーツスクールへ、AI活用の相談に伺いました
先日、富士市内でスポーツスクールを営むお客様のもとへ、AI活用の相談に伺いました。知人からのご紹介で、「日々の帳簿づけをAIで楽にできないか」というご相談です。Jun Web Studioとして、AI導入支援の記念すべき第一歩となる訪問でした。
「レジ締め後の帳簿づけ」に、毎日時間を取られている
お話を伺うと、悩みははっきりしていました。毎日の営業終了後、レジを締めたあとに帳簿へ転記する作業に時間を取られている、ということです。
日中はレッスンや接客で手いっぱい。閉店後にようやく事務作業に取りかかるものの、売上の転記だけで時間が過ぎていく。「この作業を、なんとかできないか」。同じ悩みを持つ個人事業主の方は、多いのではないでしょうか。
その場でAIに聞いてみると、意外な発見が
面談の途中、レジからデータを取り出せないかという話になりました。そこで、レジの機種を確認したうえで、その場でAIに「この機種で売上データを出力できないか」と尋ねてみたのです。
返ってきた答えは『SDカードへの書き込み機能がある』というもの。
半信半疑のまま、実際にレジを見に行ってみると——ありました。SDカードの挿入口が。
毎日使っているレジに、データを取り出せる機能が眠っていたのです。手作業での転記を前提にしていた業務が、「レジのデータをそのまま活かす」方向で考えられるようになる。現場で一緒に発見できた、印象的な瞬間でした。
「AIを導入する」だけが、AI活用ではない
今回の訪問で、あらためて感じたことがあります。
AIの活用というと、「新しいAIツールを導入すること」だと思われがちです。でも今回、実際に役に立ったのは、AIの導入ではなく「レジの機種を伝えて、AIに質問しただけ」でした。
新しいものを買い足したわけでも、専用のシステムを組んだわけでもありません。手元にある道具について的確に尋ねる。それだけで、これまで気づかなかった解決策にたどり着けました。
AIは、導入して初めて力を発揮するものばかりではありません。上手に質問をするだけで、いま使っている道具の活かし方を教えてくれる。これも立派なAI活用です。むしろ、お金をかけずに業務を改善できるこうした使い方こそ、多くの現場にとって最初の一歩になるのではないかと思っています。
帳簿づけの効率化についても、このレジのデータ活用を軸に、安全な進め方を検討しているところです。
初めての「AI導入相談」を終えて
今回は、Jun Web Studioとして初めての、AI活用の出張相談でした。
現場に行き、実際の業務とお金の流れを見ながら話すと、机の上では分からないことが次々に見えてきます。AIで解決できること、AIでなくても解決できること、そして順番を考えるべきこと。この整理こそが、AI導入支援の本体なのだと、あらためて感じた訪問でした。
「うちの業務も、AIで楽にならないか」と気になっている方は、お気軽にご相談ください。現場のお話を伺うところから、一緒に考えます。